*夜空来の日記*
第14章 10月22日*月曜日
飛び出した私を追いかけてきた秀育は、信号無視したトラックに跳ねられた
ということらしい
私のせい……
―ガチャ―
みんなが過剰に反応する
「最善を尽くしましたが…」
そこから先は言わなかった
……言わなくても分かる
―――死―――
そこからの記憶はありません
ただ、発狂したらしいです
数日後
私はなにも覚えてません
雷都から聞いた話では
暑い部屋の中
クーラーや扇風機をつけず
ベットの上で何もない空間をみてすわっていたそうです
5日くらい水と野菜ジュースしか口にしなかったらしいんです