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恋は甘い香りと共に

第1章 はじまり




「なんて返事したの?」



「私がOKするとでも思ってんの?」



「うん」



「あーそうじゃなくて、そうやって言ったの」



なに、金山悠もそうやって思うわけ?


ったく…。


どいつもこいつも女子を舐めきってるよね。



「ショウちゃんが自分から言うなんて…、ありえない」


風がまた勢いよく吹いて、金山悠が被っていたフード(ねこみみ付き)を落とした。


綺麗な金色の髪が露わになる。


それでも気にとめずになにかブツブツ呟いていた。



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