テキストサイズ

恋は甘い香りと共に

第1章 はじまり




ふいに金山悠が顔を上げた。


その整った顔はいつも見る可愛い表情とは違う、真面目な顔だった。


「ショウちゃんはね」


「…おーい?悠ー?」



そのときドアが開いて翔が顔を出した。


「わっ!ショウちゃん!」




…てかさ、言い忘れてたけどさ、



そこ従業員専用通路なんだよね、うん。


なんであんたらそんな普通に通ってくんだよ。



なんでうちの従業員こいつら通してんだよ。








ストーリーメニュー

TOPTOPへ