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君の後ろに誰かいる

第2章 さらなる悲劇

さすがに葵も気づいているようだった

『何かおかしくない?』

『あぁ…少ない……』

『何で俺ら以外の奴気づかいねぇんだよ!』


変な不安感と苛立ちがが俺らをひしひしと伝わってくるのが分かる

『みんな気づかない理由?………知らないわよ!そんなこと!』

『どうにかしてくれよ、嫌なんだよ!この感じが!   それだけじゃねぇ…名簿リストも写真からも消えてんだぞ! 親の人も自分の子の存在忘れてるみたいだしよ…何が起こってるんだよ!!!』

『だから知らないって言ってるでしょ!』

『やめろよ!』
俺がわって入る
『……そんなことをしても何も変わんねぇぞ』

二人とも黙り込んだ…

『あいつらが何をしていたのか何か覚えてねぇのかよ』



俺のこの問いに俊が何か思い出したように応えた

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