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同居人

第2章 待っていてくれる飼い人




「優。私もう眠いから静かにして」


「あ、うん。おやすみ」





僅かに感じる

布団の中の熱。


その熱はいつもより

温かくて

落ち着く…。



自分でも何で

落ち着くのか

分からないけど

私の頬が緩んでいた。




待っていてくれた

同居人の心の温かさに

温まれていたのかも

しれない








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