同居人
第3章 憂鬱なお誘い
まだ序盤だが
風呂とキスに
だいぶ酔ってきたなみ。
唇が離れた時に
「わ…私…のぼせたかも…」
「大丈夫?続きはベッドにする?」
こんな時でも
そんなことを口に
する優に目が点になる。
「…上がろ」
優は私にタオルを
かけてベッドまで
運んでくれた。
優の優しさに
キュン…とする。
「優…ありがと」
「どういたしまして」
「ごめんね」
「何が?」
「私…何にもできなくて」
「そんなことないよ。美味しいご飯作ってくれるし住ませてくれてるだけで充分」
「…そうかな」
「別に無理にsexなんてしたくないよ。…でも今日はなーちゃんが可愛すぎて…止めらんなかった」
「…うん」