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同居人

第4章 昔からの繋がり



「俺、一日もなみのこと忘れてなかったよ?」


「…うん」


「たまたまこの辺に越してきて母さんがなみがこの辺に住んでる、って聞いたからずっと探してた」


「いつからこの辺に来たの?」


「一週間前から」


柚樹は私に体重を

かけてきた。


「…マジで会いたかった…やっと会えた」


「柚樹…」


「もう離さない」


柚樹の愛が

ひしひしと伝わってくる


…ちゅっ


「なみにするキス、久しぶり」


「…///」


「やっぱなみのこと、この世で一番愛してる」


「は…恥ずかしいからっ」



「なみからもキスしてほしい」


私の唇を人差し指で

なぞってくる柚樹。


「無理!!絶対に無理っ」


「なみ、して?お願い」

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