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好きでもないのに…

第6章 kissはたくさん

「ここだよ。」

「広い部屋だね。きれいだし。」

「うん。いつもそうじしてるの。」

「へぇ。」

「なんか、する?」

「なんかって?」

「えっと、ゲームとか?」

「ごめん。ゲーム持ってないんだ。」

「私も2つ持ってないし、まぁいいや。」

「じゃあ何するの?」
「まなとは、なにがしたいの?」

「かくれんぼ!」

「えっ?ここで?」

「うん。鬼は僕。制限時間は30分ね。負けた方が今夜だけなんでもゆうこときく!」
「いいよ!」

大丈夫。私、まなとよりこの家くわしいし。

見つからない自信ありよ!

部屋のタンスの裏!ここなら、みつからないぞ。

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