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ドキドキえっち!

第4章 神様がくれた1ヶ月



「次の…満月。」

そうだ、俺には時間がないんだ。はやく、はやく


みゆきに会いにいかなくては。

幸い、この神社から家まではそう遠くはなかった。

みゆきはきっとまだ
俺の死を知らない。

フラフラしていたころに電気屋で見たテレビでは事故の報道はなかったし、


なにより一週間もたったのに俺の葬儀がされていない。

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