テキストサイズ

ドキドキえっち!

第4章 神様がくれた1ヶ月



「-っ!」

その瞬間、俺はみゆきを抱きしめていた。

「じゅ…潤ちゃん?」

「もう少し…」

-もう少しだけ、時間をください…

みゆきの存在を確かめるように、さらにぎゅっと抱きしめる。
「ど、どうしたの、」

「ごめんみゆき。
約束、守れなくて
ごめん」

「なに…?
ごめんって、」

みゆきの瞳が不安げにゆらぐ。
「一緒にいてやれなくて、ごめんな。俺、俺もう…」

いかなきゃいけないんだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ