ドキドキえっち!
第4章 神様がくれた1ヶ月
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ほんとは、心のどこかではきづいてた。
あの絵描きさんの絵に、あなたは描かれなかったね。
夜景を背景に撮った写真には私だけが映り、あなたと街を歩いているとき、ショーウィンドウが映すのは一人ぼっちで歩く私。
それでも言わなかった。
言えなかった。言ったらあなたが、消えてしまう気がして。
あなたがいなくなった日から数日後、警察からあなたが崖の下で見つかったと連絡をうけた。
「…死亡推定日から1ヶ月以上は立っていると思われます。」
おかしいよね、つい最近まで抱き合って眠っていたのに。