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ドキドキえっち!

第4章 神様がくれた1ヶ月



「じゅ…潤ちゃん!」

みゆきがボロボロと涙をこぼしながら消えゆく俺に触れようとする。

「みゆき!俺がいなくなっても泣くな!俺はずっとみゆきのこと、みてるから」

お堂の中で0時を知らせる鐘が鳴る。

「やっ…潤ちゃん!
やだっ!やだやだやだ、

いかないでぇっ」


-静かな静かな真夜中。
満月の光が輝く空の下、俺は、消えた。

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