ドキドキえっち!
第5章 お嬢様に報いあり
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放課後、麗子はあらゆる店が立ち並ぶ繁華街をわけもなくブラブラと歩いていた。
-それにしても今日のアイツ、ほんとおもしろかったわ!明日はどうしてやろうかしら。
朝の桃花への恥辱的行為を思い返して麗子はくちもとに弧をえがいた。
「あっ!」
ふと目についたのはきらびやかなジュエリーショップのショーウィンドウ。
そこには麗子が前々から欲しくてたまらなかった、小さな宝石がついたピアスが飾られていた。
雑誌で見つけ、あらゆる店に問い合わせたが人気商品のためどこも売り切れだと言われたのだ。
「こちら、最後の一点なんですよ~」
あまりにもくいいるように見つめていたせいか、店から定員が出てきて麗子にはなしかけた。