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ドキドキえっち!

第1章 ツンデレがーる



まあ確かに、

きちんとセットされた
髪にスラッとした高身長。

筋の通った鼻や切れ長の目は、典型的な「イケメン」だと思う。
「あ、紗穂
さっき先生に呼ばれてたよ」

思い出したように言った
ゆっちはやっぱり
忘れてたようで、

「ごめん、朝伝えとけ
って言われたんだけど…」

もう放課後なんですけど!

と思いながらも
あわてて教室を飛び出す。

「資料室だって-!」

背中でゆっちの声を
聞きながら廊下をかけだした。

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