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トライアングル・ラブ―素直になりたかった―

第5章 特権



それから、カフェに行ってノンビリと寛ぎ、帰り際に本屋に寄ったりして、帰宅した。


特に買ったものもない。

南は、何をしたかったのだろう…。


そんな疑問も浮かぶが、それよりも、南と過ごした充実感で胸がいっぱいだった。


こんな風に、一緒にいられるのは、幼なじみだからだよね。


もし、私たちが幼なじみじゃなかったら…。


こんな風に、一緒にいなかったんだろうな…。


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