向かいのお兄さん
第13章 帰宅は9時に
あたしはすぐさま直也から離れ、ベッドの上で壁際に寄った
お楽しみを途中で止められ、直也は顔をムスッとさせる
「流すって言ったよな?」
直也が携帯を取ろうとすると、あたしはベッドの上をトントンと叩いた
「?」
直也の手が止まる
あたしはもう一度、ベッドを叩く
「乗ればいいの?」
ギシ…と音をさせながら、直也は片膝を乗せてから
ゆっくりとあたしの前に座った
かかったな
あたしはすかさず、直也のズボンに手を伸ばした
「!?おいっ…」
やめさせようとする直也の手を退けながら
あたしはベルトを外したりジッパーを下げたりして、直也のズボンを無理やり脱がせた
『…あれ?』
太ももまで下りたズボンの上方へと目をやるが…
『…前と全然大きさ違う…』