向かいのお兄さん
第18章 御恩と奉公
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「えー、…あれだけやって、古典がたったの8点…」
『ご…50点満点でしょ…?』
「100点満点に換算しても、16点ですが?」
『…』
直也の顔が、それはそれは嬉しそうに輝いた
「マーカーでも挿す?」
『へ?
んにゃあああ!!!』
直也はあたしのズボンとパンツをずり下ろし
あたしの足を自分の肩に乗せた
もうやだ
直也にまる見えなんですが…
ガチャガチャとあたしの筆箱を探り、直也は黄色のマーカーペンを取り出した
「何本入るかなー?」
何で そんなに嬉しそうな顔を作れるのか
教えてほしいくらいだ