向かいのお兄さん
第7章 はじめまして
そのすぐあとに、返信がくる
〔死ね〕
「酷~」
直也はあちゃーという顔をして笑った
「そりゃそうだろ」
「和樹、なんか言いたいことある?」
突然直也に話を振られ、和樹は「いいの!?」と元気よく返事した
和樹は携帯を受け取り、文章を打っていった
〔ヤッホー美咲ちゃん、お昼はぶつかってごめんね(O_o)w〕
送信し、またすぐに返ってくる
〔え、メール代わってんの?(´・ω・`)〕
〔イエス☆俺、和樹っていうんだよー、直也と知り合いなの?(^o^)/〕
〔知り合いたくはなかったです〕
「またヒデーこと言いやがる…」
直也はハァ…と息を吐き、和樹からもう一度携帯を受け取る
〔せっかく和樹がいんだから、オナしろ〕
〔死ね〕
「ぶははは!!美咲ちゃんっておもろー!!」
和樹は腹を抱えて笑った