えっちなお仕置きはいかが?
第2章 写真
彼は、わたしのブラを持ったまま、屋上から立ち去った。
ど、どうしよう。
これってヤバイよね?
帰りたい。だけど…
なんでわたしがこんなことにならないと、いけないの?
下着をきてないとバレない程度に背中を丸めて、手を胸元に、隠すようにあげる。
…授業中…、嫌でも手は退かさないと、いけない。
どうすればいいの。
教室に戻ると、一限目はすでに終わって居て、早足に席に戻る。
彼ーー川北 高野(かわき たかの)は、もちろん教室にいた。
こちらを見向きもしない。
このままじゃ…、まだ時間あるのに…
とりあえず、今日はノートをとらないことにした。
友達にでも見せてもらおう。
それしか、ない。