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わたし、崎本 雪乃(さきもと ゆきの)。

彼氏のシュウとは、学校が違う上、うちの学校は元男子校で今年になって共学になったからか女子がかなり少ない。

女子がいないクラスもあったりする。
それを知ったのは入学してすぐ。



皆、女子をいやらしい目で見てくる。

わたしにとっては、それがすごく憂鬱だ。






一人で学校に登校すると、自分の下駄箱を開ける。
上履きを取ると、一枚の手紙がそのひょうしに落ちた。


「？なに、これ」

手に持ってそれをひらく。