えっちなお仕置きはいかが?
第2章 写真
中には、手紙と一枚の写真。
「!」
写真を見て、目を見開く。
周りに誰もいないことを確認すると、また見る。
顔はよく写ってないけど、昨日のわたしだ。
胸が露わになっていて、それをシュウに触られている写真。
…やっぱり、昨日の音…
ここにあるってことは、この学校の人?!
焦りを隠せず、急いで手紙を読む。
ーー『この写真をばらまかれたくなければ、一限目、屋上に来い』
ただ、そう書かれてた。
いったい誰が?!
…わたしは、とりあえず、屋上に行くと決めた。
一限目。
「先生…調子悪いので保健室行ってきていいですか」
ばっくんばっくんと心臓がなってる中、そう言った。
調子なんか悪くない。だけど日頃真面目にやっていたからか、先生はあっさり信じ「いって来い」と言ってくれた。
教室から出て、しばらくして、急ぎ足で階段を登る。
あと少し、…あと!
着いて、重い扉をギィ、と開ける。