えっちなお仕置きはいかが?
第2章 写真
初めての屋上。
誰なんだろう、犯人は…
扉を開けて覗き見る。そこには確かに、人がいた。
もちろん、男子だった。
ごくっと息を呑む。
何か要求されるのだろうか。
そっと、彼に近づく。
目を閉じてる相手は、シュウとは違う感じの顔つきで、閉じてるとはいえ、…かっこよく見えた。
でも、この人…何処かで…
不意に、彼の目が開いた。
「!!…っきゃ」
かと思ったら、いきなり、手首を掴まれ、押し倒される。
「ちょ!…え」
抵抗しようとしたが、顔を見て、動きを止めた。
…その瞬間、唇を奪われた。
「んっ!やっ…!」
ジタバタと抵抗を再開する。
彼氏以外とキスなんて!