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Stiil Love you

第2章 第一章

お前と俺が出逢ったのは

俺がまだ荒れてた時期だったな……

 
 「おらぁ!!
  かかってこいよ!!!」


俺は、金沢 湊-Kanazawa Minato-
この辺じゃ有名な不良。

 「湊さん!!
  その辺にしといた方が……」


俺の後輩が後ろでグダグダ言ってやがる。


 「うっせぇ!
  怖いなら帰れ!!」


ボカッ…ガツンッ……ダーーッン


広い倉庫に響き渡る音。


 「まだやんのか!!」


俺が横に置いてあったポールをけ飛ばした


 「ちっ……覚えとけよ!!」


ボスらしき奴が言葉を放って倉庫から出て行く


 「ははっ(笑)」


そんな言葉言って俺の所に来た奴なんか
一人もいねぇんだよ


俺の仲間はビビって帰りやがった
残ってるっつったら

空登と終来と遙人くらいか。

空登-Kuuto- 終来-Syuuki- 遙人-Haruto-

いつメンか……。


 「またアイツら帰ったな」


終来がドアの方を見ながら呟いた


 「そうですね……」


空登が寂しそうに呟く


 「あんな奴らほっとけ
  お前ら先帰っとけ
  直也さんに、怒られんぞ」



 「「「はいはーい」」」


俺を残し帰って行った





 「っ……いってぇ……」

 





 『大丈夫ですか……?』

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