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高校生になって

第10章 文化祭




「風花ちゃん……」

「ん?」

きょとんとしている風花ちゃん

「ちょっと裏庭行かない?」

返事も聞かずに
手を引いて裏庭へ行き
ベンチに座った


なかなか言い出せない俺

下を向いてると

「藤木くん」

風花ちゃんに呼ばれた

顔をあげると




チュッ


「好きだよ?」

フフッと笑っている


少しの間、俺は
何がなんだかわからなかった

しばらくすると
理解して次第に顔が赤くなるのが
自分でもわかる


「俺から言おうと思ったのにー

俺も好きだよ」


さっきよりも長いキスをした

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