高校生になって
第12章 夏休み
「はい、どーぞ」
私は三人にアイスを奢った
すると機嫌がよくなる
「乃亜、俺いらねーから食えよ
暑いだろ?」
(ひ……ひろくん)
「ありがとう!!」
それから
電車に乗りバスに乗って
2時間くらいで着いた
「うわぁー!!でっかい」
「そうでしょ?まぁ、皆入って」
風花は自慢気に言う
「部屋は二部屋だけだから
男女に別れよっか」
私たちは別々に部屋に入り
荷物を置く
「乃亜、今日はチャンスを
与えてあげる♪」
「………はぃ?」
「はぃ?ぢゃないよ
滅多にこんなとこ来れないんだから
今日はチャンスぢゃん?」
(チャンスってあの事だよね
私にできるのかな……)