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真夏の雨

第3章 隣の男子

隣の彼は…イケメン…ツケメン
これ…ラーメン


など

桜は、鼻歌を歌いながら
夕食のチャンポンラーメンを作った。


うまそー
暑いときこそたべよーチャンポン
と言いながらベランダの窓を開けた


風鈴が風流に鳴り響き

空を見上げ
夜風が骨身に染みた…




ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン



ん?


誰かしら。早足でモニターをみた
が…映っていない



もしもぉーし
だれかピンポーン鳴らしましたかぁ


と桜は、言ってみた。




「あのぉ。隣のぉもんですがぁ」




え?まぢで



扉を開けたら
三角座りで此方を見上げ


「腹減った…」

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