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真夏の雨

第6章 ゴシップ

部屋に戻った桜は

ニヤァと笑って朱里を思い出した


我にかえり頬を叩き
あり得ない
彼は、観賞用男子なんだから
彼氏になんか無理
あり得ない
十代の彼氏…さむっ



メールが鳴った


桜は携帯を開けてみた
朱里からだ



おねぇさんの下着の色は?
ハァ…ハァ…(笑)




アホかと…返信した桜




またメールがきた


桜さぁん
ごめんちゃい。今夜はありがとう
おやすみなさい。



だった


桜は…おやすみなさいと返信した。

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