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真夏の雨

第8章 憂鬱

部屋に戻った桜は
時計を気にしながら
シャワーへと向かった


熱いシャワーを浴びて
眠気と動揺を洗い流した


寝室へ向かい
着替えた。ボディーにつける化粧水をつけて下着をつけ…なんか
見られてる?


なんとなく視線を感じて
周りを見渡したが…
気のせいだった…


さぁて、身支度を淡々と終えて
鞄をだし
リビングに



キャァ…


綺麗な君が
ソファーで眠っていた…
安心した顔で
ほんとまだ子供だな…と思いながら
タオルケットを出してきて
掛けた


あ、時間を見直し

手早くオムライスをつくり
テーブルに置いて
家を飛び出した。



電車に揺られながら
桜は何故か憂鬱だった…

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