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真夏の雨

第15章 再び

夏の日の出会い
綺麗な君と触れあった
あの甘い数日を今も忘れてない

あれから1年
ファッション通りの一角に
ブティックを構えた桜
あの噴水が今も目の前でわきだしている。

秋も終わりに近づき
肌寒い日の昼過ぎに一人の女性が
外からディスプレイを眺めていた。
脇の鞄からダックスが同じように
ディスプレイを眺めている。

桜は、店の外にでて
女性に声をかけたが…急いでいるようでまた、出直してくると話していた
女性はとても上品で綺麗な人だと
桜は思いながら店に入って商品を並べた。

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