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「大丈夫なの？」


莉沙が心配そうに言うので、安心させるように頷いた。
莉沙は遥香と顔を見合わせた。


「…送っていくよ。」


そんな莉沙たちの後ろから、先輩が言った。


「俺のせいでこんなことになっちゃったし…。
家も、近くだから。」


「あら、それなら安心ね。斉藤君が一緒なら、大丈夫ね。」


先輩が心配そうに続けると、私の後ろから出てきた秋野先生が安心したように明るい声で言った。

莉沙たちは心配そうに私の顔を覗き込んでいる。