放課後は図書室で
第11章 出口の見えないトンネル
次の当番までの2週間は、テスト期間があったこともあって思うより気持ちが落ち着いていた。
普段は、テスト期間前は現実逃避のために図書室で本をたくさん借りて読んでいた。
でも、今は図書室を避けていることもあり、思ったより勉強がはかどるという、思わぬ効果もあった。
ただ、次の当番が近付くにつれ、サボれない、けど行きたくないという気持ちでまた落ち込むようになった。
先輩を取り巻くファン達も、ほとぼりが冷めているかと思いきや、放課後にたまに遠くから見られている視線を感じていた。
それも余計、図書室に行きたくない原因となっていた。
普段は、テスト期間前は現実逃避のために図書室で本をたくさん借りて読んでいた。
でも、今は図書室を避けていることもあり、思ったより勉強がはかどるという、思わぬ効果もあった。
ただ、次の当番が近付くにつれ、サボれない、けど行きたくないという気持ちでまた落ち込むようになった。
先輩を取り巻くファン達も、ほとぼりが冷めているかと思いきや、放課後にたまに遠くから見られている視線を感じていた。
それも余計、図書室に行きたくない原因となっていた。