放課後は図書室で
第4章 図書室に訪れた変化
「なんか、凄いことになってるね…。」
「…普段ここには来ないような人達だから、完全に無秩序状態なんだけど。私だけではどうにもできない状態で困ってて。
秋野先生も今日はもうちょっとしないと来ないから、しばらくは仕方がないかも。」
見渡すと確かに女子率が高くて、更に驚きを隠せない私に、紗耶香は続けた。
そっか、司書の秋野先生もいないとなると、余計に無理だ…。普段から図書室に慣れていない2年生や3年生が多い中、いくら図書委員とは言え、注意し辛い。
「早く、秋野先生来てくれるといいね。
とにかく、いつもの所にいるから、何かあったら呼んでね。」
私は困り果てている紗耶香にそれしか言えなかった。
「…普段ここには来ないような人達だから、完全に無秩序状態なんだけど。私だけではどうにもできない状態で困ってて。
秋野先生も今日はもうちょっとしないと来ないから、しばらくは仕方がないかも。」
見渡すと確かに女子率が高くて、更に驚きを隠せない私に、紗耶香は続けた。
そっか、司書の秋野先生もいないとなると、余計に無理だ…。普段から図書室に慣れていない2年生や3年生が多い中、いくら図書委員とは言え、注意し辛い。
「早く、秋野先生来てくれるといいね。
とにかく、いつもの所にいるから、何かあったら呼んでね。」
私は困り果てている紗耶香にそれしか言えなかった。