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放課後は図書室で

第6章 暗くなった帰り道

「女子トークか…。そう言われると聞けないな。
…残念。ずいぶんと楽しそうだったのに。」


先輩は笑いながら言った。

さすがに、先輩もネタにしようなんて話してたとは、言えない。


けど、先輩は、何かしら自分の話題が含まれているだろうことを予想しながら笑ってくれているみたいだった。

きっと、そういうことには慣れているのかもしれない。


…これがモテる男子の余裕なんだろうな…、と思った。

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