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放課後は図書室で

第6章 暗くなった帰り道

「そうなんだ。それは知らなかったよ。
…って、もしかして常識だった?俺、図書委員長なのに、知らなすぎ?」


「これは秋野先生が教えてくれたんです。陽が当たって良くないんじゃないかって聞いたので…。
あまり知られていない話だと思います。」


先輩は私が言った話にビックリした顔をしたので、説明を付け加えた。


「そっか。じゃあ、レア情報だね。
…ホントに図書室が好きなんだね。」


先輩が笑顔で言ったので、私は少し顔が熱くなって下を向いて頷いた。

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