放課後は図書室で
第2章 出会い
「いっ、委員長!?」
そうだ、この人は図書委員会の委員長だ…。新しく委員長になった斉藤先輩…!
「何もそんなにびっくりすることないだろ?
いくら普段あまり本とは関わらない俺でも、図書委員会の委員長だし、ココに来ただけでそんなにイヤな顔されるいわれはないと思うんだけどな?」
苦笑いをしながら斉藤先輩に言われて、私は思わず顔が熱くなった。
別に好きとかそういうのはなくても、とてもカッコ良くて同級生の中にもファンの女の子が多い先輩に、いきなり、しかも考え事中に名前を呼ばれたらびっくりもするし…。
「すみません、そんなつもりじゃ…」
「そういう意味じゃないよ」
慌てて言い訳をしようとした私に、斉藤先輩は笑顔で言った。
そうだ、この人は図書委員会の委員長だ…。新しく委員長になった斉藤先輩…!
「何もそんなにびっくりすることないだろ?
いくら普段あまり本とは関わらない俺でも、図書委員会の委員長だし、ココに来ただけでそんなにイヤな顔されるいわれはないと思うんだけどな?」
苦笑いをしながら斉藤先輩に言われて、私は思わず顔が熱くなった。
別に好きとかそういうのはなくても、とてもカッコ良くて同級生の中にもファンの女の子が多い先輩に、いきなり、しかも考え事中に名前を呼ばれたらびっくりもするし…。
「すみません、そんなつもりじゃ…」
「そういう意味じゃないよ」
慌てて言い訳をしようとした私に、斉藤先輩は笑顔で言った。