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放課後は図書室で

第7章 裏目に出た好意

「うーん、この前教えてもらったから、たぶん大丈夫だと思うよ。
一緒にやってみて、わからないところがあったら聞くのでも大丈夫?」


先輩はいつもの笑顔と優しい声で言った。

その笑顔と声で、私までなんとなく、笑顔になる。


「はい。大丈夫です。」


「よかった。それじゃ、はじめようか。」


私が言うと、先輩も頷いて言った。



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