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放課後は図書室で

第7章 裏目に出た好意

「私は、当番でもそうでなくてもここにいるので…。それに、当番来ない人って結構いるんで、部活が忙しい時期なら無理しなくてもいいと思うんです…。」


「成瀬さんならもう一人で十分やっていかれるわよね。
まあ、委員になったなら、その仕事はちゃんとやって欲しいけど、斉藤君はちゃんとしているからね。
それに、ウチの学校のサッカー部はそれなりにいつもいい所まで行くし。頑張って欲しいわよね。」


私が言うと、先生も笑って言った。

確かに、ウチの学校はそれほど運動部が盛んではなくて、でもその中でサッカー部はわりと注目されている。

そんなサッカー部のエースなら、余計に頑張って欲しいと私も思った。

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