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足跡

第7章 一枚の紙

私に喋る隙を与えず
悟は
出張での出来事や
会社の出来事
自分の猫の話
会えなかった日々の出来事を
ずらずら話、、


私が肝心な話をする前に
車はhotelについ
てしまった



私は心がないのに
悟に申し訳ない気持ちと
自分の中での自分に対する
やるせない気持ち
hotelに手を引かれていく
自分



複雑過ぎて
頭も心も
ぐちゃぐちゃだった




ただ、
一つだけ

これは自分にとっても
相手にとっても
悪い事だとはわかっていた

いたのに
帰るに帰れない自分が
辛かった



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