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lovestory

第3章 棄てる

美容院で髪を切った
腰まであった良樹の好きな長い髪

首が軽くなり
セミロングにしただけでも
感じが変わった。

なんか上手くふっきれそうだ
良樹は、きっと私と会ってしまうと
揺らいでしまうんだろう…
たとえ違ったとしてもそう思わせて欲しい。

足取りも軽やかだった

次いでに携帯も交換しよう
新しい気分だし

冬の空気が全身に行き渡り
スッキリした気持ちだった…


寿から電話があり
待ち合わせをした

携帯はショップで預かるらしい


駅の改札口に
急いで向かった

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