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lovestory

第4章 貴方との想い出

クリクリした目が印象的で
どこか諦めている動き…
可南子を見上げて尻尾をふり
胸にしがみついて離さなかった。



「この子ください…」


ショップの従業員が
仔犬に…「よかったね」と頭を撫でて
「今からシャンプーをして用意します、仔犬は初めて飼われますか?」



可南子は、仔犬を手渡し
「この子に要るものをすべて用意してください…お願いします。あ…ケージに入ってた小さいぬいぐるみそれ
きっとこの子の宝物だと思うので入れといてくださらない?」


ショップの従業員は


「はい!わかりました。えっと一時間ばかり時間を戴けますか?」



可南子は笑顔で

「後で迎えに来ます」と
ペットショップを後にした

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