トライデント
第1章 秩序のための別れ
こんな孤児院だからこそ、全てをサボる者もいた。
それがこの2人、レヴォンとイオだった。
レヴォン「あー、やってらんねーよこんなとこ。」
イオ「ねえ、今度はどんなイタズラする?」
レヴォン「好きだねーお前もイオ、そうだなー先生のペンの墨を抜き取ったのはけっこう面白かったなー。」
イオ「まあ、確かにねー、あれは良かった!」
2人は孤児院を抜け出して、はずれの平原で遊んでいた。
イオ「ねえ、レヴォンはどうなりたいの?」
レヴォン「うん?大人になったらか?」
イオ「そう、あたしはさすがに大人になったら真面目になろうと思うよ。こんなことばっなしてても生きてけないだろうし、孤児院の先生達にも感謝してるしねー。」
レヴォン「俺は、絶対の自由がほしいぜ!!」
イオ「ふふ、あんたらしいわねレヴォン。」