
トライデント
第5章 強きゆえに…
ハーデス「ぐぐ、鍔迫り合いもやめておけゲオルグ。俺と剣を交えるだけで命が吸い取られてしまうぞ。」
また、ハーデスにオーラがわきでる。
ゲオルグ「くっ、構うものかあ!!」
ゲオルグはハーデスを弾き飛ばした。
ハーデス「ぐああ!!」
ハーデスは倒れた。
ゲオルグ「はあ、はあ、…。」
ハーデスはギリッとゲオルグを睨みつけた。
ハーデス「ちっ、心配してやってるんだぞ!!ゲオルグ!!そんなに死にたいのかあ!!」
ドガーーン!!
ゲオルグ「…か……。」
またハーデスの攻撃を食らってしまったゲオルグ。
もはや意識がなくなるほどではない。
ハーデス「もう、起きあがるんじゃないぞ。」
ハーデスがゲオルグに背をむけた。
ハーデス「な、!?」
ゲオルグ「ううう。」
ゆらゆらと立ち上がるゲオルグにハーデスは絶句した。
ハーデス「さっきよりも、呼吸が落ち着いている…?あ、
ああ!!」
デイジー「あれは!!」
ゲオルグの身にも蒼いオーラがかかっていた。
ハーデス「バカな!俺ではなかったのかポセイドンの称号は!」
ゲオルグ「うおおお!!!」
それからはガンガンと剣と槍が弾き合った。
