
トライデント
第6章 ハーデス覚醒
ゼウス「無粋だなあ、ハーデス。無言でここへ入ってくるとは。」
ゼウスは腰を振りながら言った。
ハーデス「もはや何から話せばいいか、分かりません。人間は愚か、でした。」
ハーデスは光景がまだ信じられず、震えている。
ゼウス「それは神からすればそうであろうな。それをほんの少しでも変えるために我らはいるのだろう、なあ、ペルセポネー。」
ペルセポネー「お話が、難しいねー。」
ハーデス「……………。」
ゼウス「ところでハーデス、貴様人間は助けたのか?その愚かな者を。」
ハーデス「いえ、殺しました。俺は…、」
バッとハーデスはゼウスに飛びかかった!!
