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トライデント

第6章 ハーデス覚醒



ゲオルグ「くっ、下がってろ、デイジー。」




ハーデスはゲオルグにかたりだした。






ハーデス「冥土の土産に教えてやる。俺は確かにお前に殺されて死んでしまった。それは事実だ。」



ゲオルグ「では、なぜ今ここにいる!?」





ゲオルグは気味が悪く、質問した。





ハーデス「死ぬ寸前に走馬灯が走り俺は記憶を取り戻した。そして、気がつけばあの世、つまり冥界にいた訳だ。そしたら生前俺が殺してやった奴らが魂の抜けたように並んで死神に連れられていた。やがて、俺のそばにも死神がきたよ。」





ゲオルグ「………。」





ハーデス「死神はこう言いやがった。ハーデス様、こやつらの魂はどうしますか?現世にもどしますか?とかな。俺は目が点になったよ。そして、この死神はハーデスの手下だと分かった。」





ゲオルグは言う。



ゲオルグ「お前、それでどうしたんだ。」





ハーデス「めんどくさいから魂全部地獄に送っておいたよ!」





ゲオルグ「!!!」





デイジー「なんて、残酷な…。」





ハーデスはさらに続ける。

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