
トライデント
第6章 ハーデス覚醒
ゲオルグ「くっ、ポセイドンよ!僕にチカラを!力を与えてくれ!!」
トライデントが光り輝いた。
ゲオルグ「すまん、デイジー、下がるか防御をしておいてくれ。この技とんでもなく強い。」
デイジー「待って!ハーデス!会場の人達をどうにか、」
ゲオルグ「バカやろう!もう死んでしまってるんだ!それに早く打たなきゃやられるんだ!覚悟を決めてくれ!!」
デイジーは目をつむって、防御した。
ハーデス「そんな虚仮威しの業で俺を、、」
ゲオルグ「くらえ!!ハーデス!!」
ゲオルグがトライデントをハーデスに向けて振るった。
次の瞬間!ゴオオオーーーという音と共に洪水のような水が出現し、ハーデス目掛けて突進していく!
ハーデス「な、なんだこれは!!」
そう呟いたときには水の塊はハーデスの顔面に直撃し、水ははじけて闘技場は水没した。
とても巨大な体積の水を圧縮させてハーデスに直撃させたのだろう。
ハーデスは跡形もなく粉砕してしまった。
ゲオルグ「ぶはっ!!」
デイジー「ぷはっ!!」
浮かび上がって生存していたのは、ゲオルグとデイジーだけだった。
