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トライデント

第6章 ハーデス覚醒



なんのために生きてるのだろう。



アリシアは無事だろうか。



アイオスは無事だろうか。




そんなことしか考えることはできず、ただただ時間だけが過ぎて、戦争の刻は近づいてきている。







「デイジー様、お料理でもどうですか?」



そんな明るい話題にも、デイジーはそっけなくことわり、月の間からも出なくなってしまった。

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