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トライデント

第6章 ハーデス覚醒


デイジーは眠っていた。




すやすやと安らかに眠っている。




ゲオルグ「デイジー、疲れてるんだな。」



そのとき月の間入り口で悲鳴が聞こえた。




「きゃあ!!」





ゲオルグはビクッとして、女性を見た。




「ゲオルグ、様…。い、いったいデイジー様に何をなさるおつもりですか!?」



あたふたとその女性はゲオルグに言った。



ゲオルグ「来てみたら寝てただけだよ!誤解しないでくれ。」


こほんと咳払いをする。

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