トライデント
第6章 ハーデス覚醒
ゲオルグは月の間から叫びだした。
ゲオルグ「聞いてくれ!みんな!!今さらみんなに言えたぎりではない!仲間を何人か溺れ死なせてしまった僕が言えたぎりではないかもしれないが!僕に協力してくれ!!」
修行に励む生徒達は、手を止めてゲオルグの話を聞く。
ゲオルグ「もうじき戦争の刻がやってくる!それは避けては通れない道だ!!たが僕達は相手を恨んではいないし、うらまれてもいないはずだ!だから戦う必要もない!さらにこの国の設備は最強とうたわれるほどなんだ!
そんな僕達にできることは!ゼウスのこの提案を止めてやること!それを最終目標に戦ってもいいんじゃないか!!もしも真の平和を勝ち取りたいのならゼウス自身をなんとかする!!戦いで相手を滅ぼして平和を支配するなんて正義であるはずがない!!」
ポセイドンを得た男の演説力はすごく生徒の心に響いた。
自分達は強いという自信も持てたし、新たな平和という目標もできる。