トライデント
第9章 開戦、そして…
デイジーは目が点になり、固まった。
デイジー「あ、アイオス、こんなとこまで。」
マコレは再度デイジーに伺う。
マコレ「ですから、お断りしましょうか?」
デイジーはハッと我に返り、
デイジー「ダメ!お通しして!丁寧にね。あと、私も出向くわ。」
というと、デイジーはささっと鏡の前にいった。
マコレ「化粧とは、まさかアイオス様とは…。」
マコレは思い出した。
かねてよりデイジーが話していた男、アイオスの話を。
マコレ「しかし、2人でくるなんて、なんと無茶なお方…。」
デイジー「さあ、行くわよ!」
化粧を軽く済ませて笑顔になったデイジーはさっさと、月の間をでていった。
マコレもあとを追ってでていく。