トライデント
第9章 開戦、そして…
神殿は開門し、2人はようやく再会した。
アイオス「デイジー…。」
デイジー「アイオス…。」
2人は抱き合いたかったが、周りの目を気にしてなにもしなかった。
デイジー「アイオス、どうしてここまで。」
アイオス「決まってるじゃないか。お前に会うためだ!」
デイジー「そう、…。」
マコレとみている周りの兵達は沈黙していた。
デイジー「上がっていって。アイオス、そちらの方も。」
マコレ「な、なりません。デイジー様、仮にも彼らは敵兵では…。」
デイジー「言わないで!」
マコレが皆まで言う前にデイジーが止めた。
デイジー「ここまで敵意を見せずにいるお客人を帰らせるつもり?大丈夫、責任は私がとる。」
マコレ「デイジー様…。」